Saini S. et al.: Multi-detector row CT: principles and practice for abdominal applications. Radiology. 2004 Nov;233(2):323-7. Epub 2004 Sep 30.
Radiologyからdownloadできます。
Radiologyからdownloadできます。
MDCTの特徴および腹部撮影におけるポイントを記した文献
本論文ではMDCTのデータチャンネル、実効検出器幅、検出器の組み合わせ、ビーム幅、ピッチ、テーブル速度の重要性について記述
SDCTがMDCTと進化し、検出器列の理解の必要性が向上
Z軸方向の列数が1回転中に収集できる検出器数と誤解されやすいが、 Z軸方向のチャンネル数と考えるべき
(Z軸方向に多数の検出器が配置されていたとしても、同時に収集可能なチャンネル数が4チャンネルの場合、1回転中に収集できるスライス数は4)
疾患を観察するために最低必要なスライス厚で撮影する必要があるが、呼吸停止との関係も考慮する必要がある。
胸腹部-骨盤(700mm)まで撮影が必須と仮定
息止め時間が20秒が限界とする。
その場合、テーブル速度は35mm/sec。
z方向に利用可能なチャンネル数を考慮の上、ピッチとガントリー回転速度を変更。
ガントリー回転速度は基本的に高速が望ましいが、出力低下には注意が必要
造影タイミングや濃度、到達時間やそのdelayについての考察も含まれている。
0 件のコメント:
コメントを投稿