Sasagawa T, et al.: New computed radiography processing condition for whole-spine radiography. Orthopedics. 2011 Dec 6;34(12):e906-10. doi: 10.3928/01477447-20111021-15.
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全脊椎の撮影はCRが有効かを調べた論文
CRは撮影後に濃度変換や周波数処理などの画像処理を加えることができるため、
従来からのフィルムに比較して全脊椎の描出力に差があるかを検討
CRは長尺撮影用カセッテを使用
29名の患者に対し、正面と側面の撮影を実施
画像は3ポイントで5人の脊椎専門医により評価
結果
CRのほうがより椎体描出に優れる。
骨粗鬆症の患者や、太った患者にも有効。
脊椎の側面撮影では、濃度の勾配が高いので(肩、横隔膜、腰、骨盤)、
フィルム撮影で同時に描出することは難しかったが、
CRの撮影ではかなりの部分で評価をすることが可能。
奨励の写真が3名掲載されているが、一目でCRが有効であるとわかる。
撮影後に濃度を切り替えられるCRは全脊椎撮影において有益
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